授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 日本語教授法研究1 −2
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

関正昭 教授  宮城幸枝 教授  加藤好崇 教授  
元田静 准教授

今年度の開講の有無及び担当教員については、「シラバス(詳
細)」をご覧下さい。



 

授業の目標
  L.G.Kellyという言語教育学者が“25 Centuries of Language Teaching”という本を著している。
言語教育にはギリシャ以来の長い伝統がある。しかしながら、近代的な言語教育の理念や方法が確立され、また
現代につながる言語教科書が誕生したのは17世紀であり、この近代言語教育の出発点にチェコの生んだ大教育学
者・思想家ヤン・アモス・コメンスキー(コメニウス)がいる。本講義では、西欧における言語教育(基本的には外国語および第二
言語教育に限定する)の歴史を概観する。まず、受講者にとって最も身近な20世紀から始めて、17世紀へと時
代を遡りつつ、それぞれの世紀を特徴付けた言語教育の理念や方法論を学び、最終的にはコメニウスの言語教科書
と言語教授学書の中身を検討する。西欧の言語教育といっても日本語教育と無関係ではなく、実は逆である。
Audio-lingual Approachもコミュニカティブ・アプローチもすべてあちらの受け売りである。また、戦前に山口喜一郎
が大きな影響を受けたグアンの直接法は19世紀末のヨーロッパにおける言語改革運動の中から生まれた教授方法で
ある。その根っこにはコメニウスがいることも、講義を通じて知ることになるだろう。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

  「日本語教授法研究」の知識や理論をより広く深く得るために、「日本語教授法研究I−1」を合わせて履修する
ことを薦める。
 なお、本講義に関連する和文の文献はほとんどない。参考文献(英文ほか)は授業中に適宜紹介、ないしプリントで
配布するので、毎回よく予習をして参加することが望まれる。

学部・学科必修/選択の別
文学研究科                日本文学専攻               博士課程前期 選択

2014/09/16 11:32:17 作成