授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 魚類分類学特論2
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

岸本 浩和
授業の目標
 生物を対象とするあらゆる研究の必須条件は種の同定(種名調査)である。その同
定に不可欠な辞書ともいうべき「検索表」を作成することが、生物分類学の最終目標
である。魚類の検索表はいかにして構築されるか?現存する多種多様な真骨魚類を題
材に話を進める。その第一段階は種の階級で形態学的に識別することである。では、
分類に使われる形態形質にはいかなるものがあるか?それぞれにはどのような価値が
あるのか?実例を示しながら解説する。
 その過程で集積された知識を整理し、属以上の階級で階層的なグループ毎にまとめ
ることが系統分類学であり、進化学の礎となる。できるだけ階層的関係を保ちつつ、
万人が誤りなく簡便に、種の同定が可能となる検索表の作成を目指してゆくのであ
る。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 魚類の系統・進化の証明方法には各種近代的方法があるが、種の本体である個体そのも
のの、形態的全体像を理解することなくして応用研究の意義はない。形態的特徴は進化の
歴史の表現形であるとともに、生理的・生態的特性の表現形でもある。細部にわたる、高
度な学問分野の理解を深めるためには、研究対象となる魚種の本質である形態的特徴の理
解方法を身につけて欲しい。
学部・学科必修/選択の別
海洋学研究科               水産学専攻                修士課程 選択

2014/09/16 11:32:17 作成