授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 魚類生活史特論
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

田中洋一
 
授業の目標
 卵・仔稚魚に関する研究は古くから行われ,その歴史はほぼ一世紀に及ぶ.これらの研
究は,当初は分類学的見地から行われ,分類学的特徴の整理と類似性からの識別法を確
立することを第一主義とするものであった.しかし,近年は水産増殖的立場(種苗生産
)からの研究の必要性もあって,従来の分類学的研究と相まって一層活発に行われるよ
うになった.
 しかし,我が国におけるこれまでのこの種の研究は,有用魚種を対象としたものであ
って,これらの一部の魚種については比較的正確かつ詳細である一方,有用種でない他
の多くの種に関しての情報が不足しており,系統的連絡に欠ける点が多く,断片的にな
りがちであって,近縁種相互間の比較検討が困難である.この点,多種多様な水族を飼
育している水族館におけるこれらの研究は,上記の空白部を埋める一方,受精卵を飼育
することによって,卵から仔稚魚あるいは成魚までの連続した情報を得ることを可能に
するものと期待され,しかも,現在遅々としている種苗生産技術の向上にも寄与出来る
ものと考えられる.
 
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 本講義は,海産魚類の繁殖習性や初期生活史に関する既往の文献を元に独自に作成し
た資料を配付して,毎時間その資料に基づいて詳細に解説する.
 従って,理解できない点があれば,その時点での積極的な質問を期待する.
学部・学科必修/選択の別
海洋学研究科               水産学専攻                修士課程 選択

2014/09/16 11:32:17 作成