授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 魚類行動生態学特論
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

西 源二郎
授業の目標
 魚類は、高山にある湖から大洋の深海まで、地球上のほとんど全ての水界に分布して
いる。そこで生活していくとき、その行動や生理現象に対して地球の自転・公転の影響
を受けている。
 自然環境下において、24時間の周期で変動する環境変化に対して、魚類は自らの行
動や生理現象を調和させて生活している。これらの行動や生理現象は、明暗サイクルな
どの環境変動に対する単なる反応である場合もあるが、環境の周期変化から隔離された
恒常条件の下でも周期的変動(リズム)を継続させる場合がある。
 魚類行動のうち特に周期的行動を取り上げ、そのリズムが内因性であるかどうかの時
間生物学的な観察方法、内因性リズム(サーカディアンリズム:概日リズム)の特徴、
その生態的な意義について理解を深めることを目標とする。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 魚類は、われわれ哺乳動物と同じ脊椎動物群の一員であり、基本的には哺乳動物と同
様な体制をえているところも少なくない。しかし、魚類は水界と言う、われわれ陸上動
物とは異なる異次元の世界に生活する動物群である。その行動を知るには、基本的な相
違を理解すると同時に、共通点についても注意することが重要である。
 受講にあたっては、幅広い視野にたって、地球上の重要な構成員である魚類に対する
正しい認識をもつことに努めることが望まれる。そのためには、授業のときだけでな
く、日常生活においても、興味を持って魚類に対する情報を得ることが必要である。
 一方で、断片的な知識に振り回されることがないように、系統だった理解の仕方を身
に付けて、正しい理解に努めることも欠かせない。
学部・学科必修/選択の別
海洋学研究科               水産学専攻                修士課程 選択

2014/09/16 11:32:17 作成