授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 魚類生理学特論1
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

庄司 隆行

授業の目標
 魚類は脊椎動物の種類の50%以上を占め、淡水、海水を問わず様々な環境
に適応し繁栄している。魚類は、言うまでもなく水産資源としてきわめて重要で
あるとともに、生物学的な興味の対象としても大きな存在である。いずれにせ
よ、個体レベルにおいて多様な環境に適応した巧妙な生命活動のメカニズム、す
なわち「生理」を知ることはきわめて意義深い。一例をあげると、魚の視覚の生
理を性格に理解することは有効な漁具・漁法の開発を容易にするであろうし、異
なる環境に生息する魚種間での比較を行えば視覚の適応機構を解明する糸口にも
なるであろう。「生理学」は、脳・神経・筋、感覚、呼吸・循環、内分泌、生
殖、消化・吸収、代謝、運動など、多くの分野を含む総合的な学問である。しか
もそのアプローチの方法も複合的であり、生物化学、生物物理学、細胞生物学な
ど多岐にわたっている。したがって、生理学を理解するためにはこれらの基礎的
な学問分野の知識を広く持っている必要がある。
 本授業では、基礎的な分野の広い知識と魚類生理に関する詳細な知識を身に付
けるとともに、それらの知見がどのような経緯で明らかにされたのか、また生物
学的、水産学的にどのような意味を持つのかと言う点について理解を深めること
を目的とする。
 
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 本授業は魚類に関するものであるが、分野の性質上、動物の一般生理に関する
内容がかなりの割合を占める。魚類に特有の生理機構はもちろん多く、それらに
ついては詳しく紹介する。ただし、それらを理解するには一般的な生理学をまず
理解しておく必要があることに留意されたい。適当な教科書、参考書はそのつど
紹介する。全体を通しての教科書は特に指定しない。
学部・学科必修/選択の別
海洋学研究科               水産学専攻                修士課程 選択

2014/09/16 11:32:17 作成