授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 地球磁気圏科学特論
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

利根川 豊 教授


授業の目標
 太陽系の惑星間空間には、太陽からの高速のプラズマ流である太陽風が絶えず
吹いている。地球や木星のように固有の磁場を持った惑星の磁場は、太陽風によ
ってある領域に閉じ込められている。その惑星固有の磁場が支配する領域を磁気
圏と呼び、磁気圏は過酷な太陽風から惑星を守るバリアともいえる。本講義では
地球の磁気圏を中心に、太陽風と地球磁場の相互作用によって作り出される地球
周辺の宇宙電磁環境の基本事項を把握することを目標とする。
 磁気圏における様々な現象の中でも、オーロラは目に見える華麗な自然現象と
して古くからの研究対象であるが、未だに謎も多く残っている。講義では、オー
ロラの謎に迫るための最新の地球磁気圏研究成果を踏まえながら、太陽風と地球
磁場の相互作用、磁気圏形成のメカニズム、磁気圏の構造、磁気圏内電流系とオ
ーロラ現象等を、電磁気学の知識を応用しながら学び、地球周辺の宇宙環境につ
いて論じる。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 宇宙電磁環境の理解には電磁気学が不可欠であり、良く復習しておく必要がある。学部
で開講されている宇宙電磁気学、地球惑星圏科学などの延長上の科目である。オーロラや
地球科学、宇宙科学関係の啓蒙書で概念をつかんでおくことも有用である。
 毎回次の講義範囲、テーマを指示するのでテキストや参考資料を必ず予習し、問題意
識を持って出席することを強く希望する。本講義で扱う分野はまだまだ未解決の問題が多
く残されており、その問題を如何に解決するか、その論理的問題解決能力を養う意味で
も主体的に取り組むことが重要である。
学部・学科必修/選択の別
工学研究科                航空宇宙学専攻              修士課程 選択

2014/09/16 11:32:17 作成