授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 比較都市行政研究講義2
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

山田 正志  教授

授業の目標
 現代の各国都市には、それぞれの政策課題がある。開発途上国の大都市では、ス
ラムや住宅の問題があり、先進国の大都市では、車による交通渋滞や廃棄物処理の
問題がある。こうした状況のなかで、各国大都市における個々の政策をみると、大
きな相違がある。
 交通政策を例にとれば、シンガポールでは1975年以来、車輌の都心部乗り入れ規
制や総量規制などの政策が導入・実施され、漸次その範囲を拡大してきている。また
同国の場合には、交通政策は都市計画等との連携を保ちつつ行われている。このよ
うな政策の背景には、強力な政策実施権力(国家権力)”がある。これに対して
日本では、交通政策は長い間、道路の新設や整備を中心としてきた。さらに200
9年9月における政権交代以降、道路整備を中心にしてきたこれまでの政策は、大
きく転換することが予測される。
 これら両国における政策上の相違は、”政策実施権力”の様態、自動車生産国と
輸入国などの要因のほか、”道路族”と呼ばれた議員や圧力団体の相違など、多く
の要因を反映している。
 この講義では、土地利用・都市計画・交通政策その他を中心にして、こうした政
策上の相違とそれをもたらす諸要因との関連を考察し、各種政策の前提となる諸条
件について考えてみたい。

成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 各国において政策が立案・実施される過程では、その前提となっている諸条件がある。
これらの相違を把握してほしい。
学部・学科必修/選択の別
政治学研究科               政治学専攻                博士課程前期 選択

2014/09/16 11:32:17 作成