授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 海洋鳥類学特論1
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

河野 裕美
授業の目標
 海洋には、多くの生物群が浅海から深海まで様々な環境に適応し棲息している。
この広大な海洋上を棲息域として獲得した海洋性鳥類もその一つのグループであ
り、陸域と海域を繋ぐ生態系の一部を成す。鳥類でありながら海洋生活に適応し、
機能を特化させた海鳥は繁殖期のみ安全な無人島や岩礁に集まり集団繁殖する種が
多い。このような集団繁殖地は人間社会とは遠く離れているのが一般的であるが、
人間の食料や羽毛採取に利用されてきた歴史がある。同時に、これまでの海鳥研究
史は、集団繁殖地での観察に基づく生態研究と保全、そして足輪標識等による渡り
や繁殖島への帰還、生き残りといった個体群動態研究に関するものが主であった。
一方で、海洋を飛び回り、索餌採食し、どのように飛翔・休息しているかといっ
た、海洋に適応した海鳥本来の生態を解き明かすことは、観察を主とした調査方法
では困難であった。
 本特論1では、主として繁殖地での生態研究と保全に関する論文を精読し、同時に
繁殖地に近い西表島のメリットを生かした観察や保全の取り組みを概観する。

成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

鳥類あるいは鳥類学に関する一般的な書籍を通し、海鳥の基礎的な生態、生活史を概観
しておくと良い。
学部・学科必修/選択の別
海洋学研究科               水産学専攻                修士課程 選択

2014/09/16 11:32:17 作成