授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 植物遺伝育種学特論2
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

松田 靖
授業の目標
人類は、様々な植物種を利用することで生活を営んできた。その過程で食用とする
作物のみならず、薬用や観賞用とした植物種で人類にとって有用的な変異を見出
し、これを利用してきた経緯がある。このような偶発的な変異の検出を発端とし、
人為的な改良法が育種学として発展する一方、メンデルによって見出された法則を
基に形質発現の制御に関する論理的な展開が可能となり、遺伝学が誕生した。効率
的な遺伝的改良を実施するには、この二つの学問領域を理解した上で、遺伝的変異
を拡大した母集団を形成し、そこからいかに希望する形質を有する個体を選抜し、
固定するかが重要となる。
特論2では、特に近年急速な発展を遂げた、組織培養を基礎とした生物工学的手法
による植物の遺伝的改良法を中心に論及する。まず組織培養技術の発展の歴史的背
景を説明し、その成り立ちおよび基礎的な内容を理解する。その後、細胞融合、遺
伝子組換え等の植物育種における応用例、今後の展開等に対する現時点での報告
例、ならびにその成果に対する社会的反応も含めて各自の意見を発表する。また、
各発表内容に対して受講者間でディスカッションを行い、さらなる理解と考察を深
めたい。

成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

他の受講者に理解してもらうための発表の工夫に留意するとともに,積極的かつ論理的
な思考に基づくディスカッションを心がけて欲しい.
学部・学科必修/選択の別
農学研究科                農学専攻                 修士課程 選択

2014/09/16 11:32:17 作成