授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 比較文明学演習−2
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

加藤泰
授業の目標
「文明研究」とは本来的に「比較」によって成り立っている「知」であると言え
る。なぜなら「文明」や「文化」といった概念は、人間集団の複数性を前提とする
か、特定の人間集団の比較しうる変化を前提としているからである。したがって、
「比較」の問題は明示的にも暗黙的にも重要なものであり、われわれはそのことに
意識的でなければならない。そうでない場合には、われわれは自分で見たい絵を描
いて見ているに過ぎないであろう。
 また人間集団の複数性、および変化を視野に入れることから生じるのは、お馴染
みの「普遍性」と「個別性」という問題である。われわれは個別的な文明・文化を
通して文明・文化の「普遍性」を考えるしかないのであるが、同時になんらかの
「普遍性」なしには比較しようのない個別的生活様式が存在するのみである。その
とき文明・文化の概念は成立しないのである。
 この授業では、人間集団の複数性と変化に係わるさまざまな問題を設定し、テク
ストを読みながら討議をおこなってゆく。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 文明研究専攻の授業は、学生が自分の興味関心に合わせて、系統だった履修を連続的
に可能にするために、毎学期同系列の授業科目のナンバーを変えながら開講されます。
したがって「比較文明学研究」「比較文明学演習」ともに、その学期に開講されるナン
バーの科目と開講されないナンバーの科目があります。時間割表でよく確認した上で、
その学期に開講されるナンバーの科目を登録するようにしてください。開講されるナン
バーの科目の内容については、学期初めのガイダンスやシラバス「詳細」、そして開講
時の最初の授業の際に、さらに具体的な説明を行います。
学部・学科必修/選択の別
文学研究科                文明研究専攻               博士課程前期 選択

2015/09/10 15:49:56 作成