授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 応用経済学研究B1
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

高橋 塁
e-mail : ruita@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp
授業の目標
 現在、世界銀行が定める絶対的貧困線(1日1.25ドル)を下回る生活水準で日々生
活している人々は全世界で10億人(より正確には2010年で12億人)いるとされてい
ます。こうした人々は、イギリスの経済学者ポール・コリア―により「最底辺の10億
人」と呼ばれ、そうした人々を貧困から救い上げることが国際社会の急務となってい
ます。
 開発経済学は、こうした世界における貧困問題の解決を最大の目的とする経済学
の一分野です。したがって、必然的に開発経済学は経済発展が、あまり進展してい
ない発展途上国を分析対象とします。発展途上国経済の分析は、市場メカニズムが
発達した社会を前提とする純粋経済理論をそのまま適用することはできないため、開
発政策の評価を反映しながら、分析手法も試行錯誤の中で発展してきました。
 本講義では、発展途上国経済を適切に捉え、貧困問題に対処するために開発経済
学の理論がどのような変遷と発展を遂げてきたのか理解し、そのうえで近年の学界
の潮流である「開発のミクロ経済学」の理論(ミクロ経済学的な観点から一見不合理
に見える発展途上国の経済主体の合理性を読み解く考え方)を中心に学び、開発経
済学の理論的基礎を習得することを目標とします。

成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 「応用経済学研究B1」は開発経済学の理論的基礎を学びますが、「応用経済学研究B2」
では開発経済学の実証分析手法を学びます。そのため受講者には高橋が担当する「応用経
済学研究B2」の受講もあわせて推奨します。また本講義受講に際しては、学部レベルの「ミ
クロ経済学」「開発経済学」の知識を習得していることが望まれます。
 なお講義資料等は、随時配布します。
学部・学科必修/選択の別
経済学研究科               応用経済学専攻              博士課程前期 選択

2015/09/10 15:49:56 作成