授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 植物保護学特論1
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

 吉田 政博
授業の目標
 植物栽培過程において、その栽培・生産を阻害する病害、虫害、雑草の害を防除
することは必要不可欠である。これらの防除手段として、最も効果的に採用されて
いるのが化学農薬であり、これが生産性と品質の向上、食料の安定生産に大きな役
割を果たしていることは明白である。ところが、近年、人や家畜および地球環境へ
の悪影響の危惧から、化学農薬への依存度を軽減することが重要な課題となってお
り、これに代わる技術開発が進められている。植物保護学特論では、病害と虫害の
防除技術に関する最近の知見を解説しながら、新しい防除技術について論議し理解
を深める。
 特論1では、病原微生物の制御について言及する。特に現在では、生物の相互作
用を活用すると共に、自然界から目的に合った機能を有する微生物を選抜して利用
する、微生物農薬の研究が活発である。したがって本授業では、病原体に対する拮
抗微生物、植物に抵抗性を誘導する微生物、植物組織中に普通に生存する内生微生
物、および弱毒ウイルスの利用について解説する。さらに、これらの有用な微生物
機能を利・活用した生物的防除の研究の現状について紹介するとともに、微生物農
薬の開発事例を示し、病原微生物と有用微生物との関係についての理解を深める。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 病原体の植物への感染機構や病害発生の仕組みについて十分に理解しておくことが必
要である。また、関連情報について十分に予習し、活発にディスカッションできるよう
に準備しておくこと。

学部・学科必修/選択の別
農学研究科                農学専攻                 修士課程 選択

2015/09/10 15:49:56 作成