授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 動物生理学特論
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

 森田 哲夫

授業の目標
 私達動物の体の中には神経,筋肉および内分泌機能など,生体の恒常性を維持しつ
つ,随意的に機能する動物的機能と,呼吸,循環,排泄および消化・吸収など不随意的に
機能して生命を維持するための植物的機能が存在する.学部教育においては,それら
諸生理機能の基礎を断片的に学び,知識を得ることが主であったが,大学院において
は,これまでに取得した基礎をもとにして,統合した生理機能の機序(メカニズム)につい
て考察し,理解することが重要となる.その観点からすれば,特に神経機能と内分泌
機能が重点的授業項目である.神経においては,摂食,睡眠,情動,姿勢維持,記憶,性
行動など中枢特有の機能のメカニズムや,感覚(視覚,聴覚,味覚,皮膚感覚など)情報
の処理の仕組みを考察・理解する.また,内分泌においては,これまでに取得したそ
れぞれのホルモンの各論的知識を持って,それらが生体の恒常性維持にどのような統
合的調節を行っているか(例えば,ストレスの時にどのような内分泌バランスが取ら
れるか,あるいは生体時計でどのようなホルモンリズムを駆動して生理機能を同調さ
せているか,など)を考察・理解する.また,近年の分子生物学的技術により,相次いで
発見されている種々の新規ホルモンについての情報を取得し,それらが,将来的にど
のように役立てられて行くのか(トランスレーショナルリサーチ)について考察できる能力を涵養す
る.

成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 この講義では,「聞くは一時の恥じ,聞かぬは一生の恥じ」をモットーにし,分から
ないことをそのままにしないことを望む.そのためには,提供する話題に常に疑問を持
ち,その疑問に答えられる解答をお互いに見つけ出すことが重要.
 講義では主にプリントとスライドを使う.



学部・学科必修/選択の別
農学研究科                農学専攻                 修士課程 選択

2015/09/10 15:49:56 作成