授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 有機機能分子化学特論2
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

 小野 政輝
授業の目標
 医療,農林水産業,食品工業等の生物関連産業において,人類の生活に役立つ特異的な機能を有する様々
な有機分子(有機機能分子)が,近年,天然・人工を問わず見いだされ,利用されている.これらの有機分
子は,特異な立体構造を有しており,そのことが分子の持つユニークな機能性を発揮する要因となってい
る.したがって,分子の構造と機能との関係を整理しておくことは,化学反応性や分子認識システム(生命
現象)を理解するうえで極めて重要である.
 特論2では,生物が自分の生存のために作り出す有機機能分子の一つである生物活性物質の研究法を中心
に論述する.生物活性物質は,一般的に生物中の含量が少なく,かつ複雑な構造を有する混合物として存在
するために,その研究は容易ではない.しかしながら,近年の分離技術,構造決定法,ならびに生物活性測
定法の進歩に伴い,生物活性物質の全構造や生物活性等の機能が比較的,微量で解明されるようになってき
ている.そこで,本講義では生物活性物質の基礎的な研究法を理解することを目標に,生体成分の抽出,分
離・精製法,機器分析を用いた構造決定法,ならびに生物活性測定法について,最新の研究例を交えながら
解説する.また,代表的な化合物群について各種機器分析データを用いた構造決定過程を体験させる.
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 出席および報告書等を総合して評価する.受講態度,ディスカッションでの積極性や
論理的な考え方をすることが重要である.

学部・学科必修/選択の別
農学研究科                農学専攻                 修士課程 選択

2015/09/10 15:49:56 作成