授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 応用有機化学特論1
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

樺山一哉

糖鎖科学研究所 特任準教授
授業の目標
20世紀、有機化学に大きな力がそそがれ、有機化学理論に基づいた新規な反応の開
拓や技術開発によって私たちの生活を豊かにするための知恵が生み出されてきた。
医薬、農薬など、人工的に作られた物質の恩恵は今日の繁栄に欠くことが出来ない
生活要素である。天然に存在する生物現象の理解や模倣から始まったものの、それ
を離れて独自な発展の過程を経てきた有機化学も21世紀の今日再び生物学に大接近
しようとしている。さて、糖鎖や蛋白質、脂質といった生体分子は、様々な生理現
象を発現する情報分子として機能していることが明らかとなってきたが、これらを
解明していく学問の一つである生化学の分野においても、有機化合物の貢献度は計
り知れない。授業では、生化学的解析に必要な有機化合物、とりわけ界面活性剤や
阻害剤に焦点を当て、その作用機序を理解することで、将来の新規化合物開発に役
立てることを目的とする。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

この講義では生命科学研究における有機化合物の応用例に着目し、原著論文の内容理解
の中で、作用機序の解説を行う。また、この研究分野の究極の目的は糖鎖や蛋白質、脂
質といった生体分子の生物学的機能理解と応用への展開をはかることにあるので、生物
のしくみや生体分子についての基礎知識がその背景を理解するうえで必要とされる。大
学院の講義は必然的に専門分野にかたよることとなるので、受講者は自発的に周辺知識
の習得に努め、講義の理解を助ける心構えが求められる。
学部・学科必修/選択の別
工学研究科                工業化学専攻               修士課程 選択

2015/09/10 15:49:56 作成