授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 感性情報工学特論
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

井手口 健

授業の目標
 本講義の到達目標は次のとおりである。(1)感性を工学へ適用するための考え
方、とらえ方を理解する。(2)感性という感覚的な量を定量化するための統計的
手法、主観評価手法を理解する。(3)感性技術の利用方法および将来動向を理解
する。
 本講義では、まず感性情報の定義付けを行うとともに感性情報を組み込んだ工学
がなぜ重要であるのかを考える。次に人間の五感による知覚と心理および感性の関
わりを理解し、感性工学の要素技術が何であるかを抽出する。そのうえで、感性情
報を組み入れたプロダクトやしくみの設計手法について、実例を挙げて解説する。
さらに、感性情報を扱う際に用いられる評価方法、すなわちME法、一対比較法やS
D法・因子分析などの 主観評価手法と生体情報を計測する客観評価手法を理解す
る。

成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 感性情報は論理情報と異なり、曖昧性、多義性、主観性を有する情報である。このよ
うな情報は、取り扱いが非常に難しく議論自体もあいまいなものになるため、理工学分
野では意図的に排除されていた。しかし、21世紀の情報技術では重要な役割を果たすこ
とが期待されているため新しいアプローチが続々と登場してきている。授業では様々な
研究事例や開発事例を紹介するので、どのような手法が用いられようとしているのか、
またそれらの手法の問題点は何かを考えながら受講してもらいたい。
学部・学科必修/選択の別
産業工学研究科              情報工学専攻               修士課程 選択

2015/09/10 15:49:56 作成