授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 生体情報科学特論
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

堀越哲郎
授業の目標
生体情報は、生体のはたらきを支える各種の細胞やそれらがつくる系で信号をどの
ようにやり取りしているかということに基礎を置いている。この授業では生体情報
を電気的信号、細胞間の物質によるコミュニケーション、そしてそれらを支える細
胞内シグナル伝達系といった、いくつかの面から考えていきたい。具体的には、感
覚系を含んだ神経系での電気的信号の発生機構、神経伝達物質等を介した細胞間の
信号伝達、それらを細胞内で支える細胞内シグナル伝達系のはたらき、そして遺伝
子発現の制御との関連などについて理解を深めてもらうことを目標としている。ま
た、神経系全体での情報処理に関する知見にも触れる予定である。一方、これらの
生体情報についての知識を深めるためには、それらを測定する方法も理解する必要
がある。そこで、電気生理学的手法、顕微鏡技術、分子生物学的手法など生体情報
を得るために発展してきた技術についても合わせて紹介する。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

基本的な事柄は学部で学ぶ生理学関連の講義内容と関連が深いので、まずはそれらの内
容を再確認したうえでこの授業に臨むことが必要である。そして、様々な生体情報を明
らかにしてきた実験技術や研究背景なども合わせて知ることを通して、生物が行う信号
(情報)の扱い方について理解を深めてもらいたい。なお、授業の実施にあたっては、
質疑応答や学生による調べた内容の紹介の機会も多く取り入れる予定である。ただ講義
を聞くという姿勢ではなく、事前に自ら調べ考え、質疑や議論に積極的に加わることが
必要である。また、理解したことを正確に表現することも重要であるので、期末に筆記
試験を実施する。日頃から、正確な文章によって説明することを練習するよう心がけて
いただきたい。
学部・学科必修/選択の別
工学研究科                医用生体工学専攻             修士課程 選択

2015/09/10 15:49:56 作成