授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 臨床透析学特論
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

田代 秀夫
授業の目標
豊穣な海の水に育まれ、波間に漂うだけで体内の水分、電解質、栄養、老廃物の代
謝、排泄がなされていた地球上の生命体も、あるときから陸にあがることで、生き
延びようと、種は進化してまいりました。 それを可能にしたのは、水分の保持、代
謝された老廃物の排泄を担う腎臓の機能が格段と発達したこともあげられます。ヒ
トにとっても腎臓の機能を失うことは、つい最近まで死を意味しました。腎臓の機
能を代行する透析医療は1940年代になってからコルフ博士が、回転ドラム式透析装
置を臨床応用したことに始まります。現在の透析医療にいたるまでの技術的イノベ
ーションを本講座を通してたどることにします。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

腎臓の機能が奪われたことは、人類にとって永い間、死を意味したが、人工腎臓を生み
出し、生存ずる道を開いた人間の叡智に感謝する一方で、神の創りたもうた腎臓の精緻
には、はるかに及ばない人工腎臓の未熟さを知り、将来の医療技術を担う若者として、
人間の叡智と自然の神の精緻とを共に感じられるメディカルエンジニアになれるよう、
つねにサイエンスな心とアートな感性を働かせて、医療技術者としての使命をはたせる
人材になれるように、自らの思想を培うことを目標に議論を深めてゆかれることを期待
する。


学部・学科必修/選択の別
工学研究科                医用生体工学専攻             修士課程 選択

2015/09/10 15:49:56 作成