授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 日本の古典を読むB
授業科目の区分 主専攻科目    学科開講科目
授業の目標
 漢字から仮名が生み出されたことに象徴されるように、大陸からの輸入文化が日本
風に消化吸収されたのが平安時代です。そのためこの時期に、王朝貴族を中心に日本
古典の代表的な作品が数多く生み出されました。きらびやかな宮廷世界の物語は、今
日でも、現代語訳が多く編まれ、様々なかたちで目にします。 
 しかし平安期には、こうした表舞台の作品のみならず、世をはかなんだ隠者文学、
今日的な体裁に近い私記としての日記など、幅広い作品ジャンルが成立しました。ま
たその後、権力の中心が貴族から武士に移行するにつれて、これらの文学の形式や受
容のされ方も異なってきます。 
 この授業では、平安時代から中世に至る時代の文学の特質とその変遷について、平
安、鎌倉期の主立った作品を読み解くことで理解を深めます。古典ということで身構
えることなく、また従来的な読みにとらわれることなく、様々な角度から個々の作品
の読みを検証します。 
<この科目で育成することを目指す力:「自ら考える力」「文章・情報を読み解く
力」「人間と世界に関する認識力」>

先修条件または
他の授業科目との関連

 「日本の古典を読む」については、可能な限り、「A」「B」どちらも履修するよ
うにしましょう。内容として、年代的に「A」は、「B」の前の時代を扱うことにな
っており、「A」を「B」の前に履修することが望ましいですが、順序が逆になって
も特に問題はありません。特に「B」は、「江戸・明治の文学を読む」の前の時代を
扱う科目になります。
 

履修のポイント
留意事項

 ポイント・留意点は「日本の古典を読むA」と共通します。ここでも、現代の作品を読む
場合と同じように、楽しみ、興味、サスペンス、時には不快さえも感じとる姿勢を維持す
るように心がけてください。
学部・学科必修/選択の別
文学部 文芸創作学科 選択

2017/12/04 15:03:08 作成