授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 世界の文学を読むB
授業科目の区分 主専攻科目    学科開講科目
授業の目標
小説の衰退が叫ばれるようになって、すでに久しい。しかし現在なお世界各地で、お
びただしい量の小説が生産されつづけています。はたして小説は、文学は本当に衰退
したのでしょうか? この授業は、いま日本と世界に、どのような優れた文学作品が
存在するか、また特に小説というジャンルの可能性をめぐって、どのような試みがな
されているか理解することを目的とします。 
 教師はいちおう現代の文学世界の鳥瞰図を呈示しますが、学生はいったんこれを使
って鳥瞰したあと、共時世界の個々の作品へと各自で降り立ち、ひとつひとつを熟読
玩味して作品世界と交感しつつ、今日的な文学テーマと文学の再生の可能性をさぐる
ことになります。 
 テキストは日本語で読める現代文学の中から選ばれますが、ときには小説というジ
ャンル、あるいは文学そのものを否定、破壊しようとするほど前衛的、実験的な作品
も読んで、現代小説の「古典」に対する「現代性」の意味についても考察します。 
<この科目で育成することを目指す力:「自ら考える力」「文章・情報を読み解く
力」「批評的な思考力」>

先修条件または
他の授業科目との関連

 「現代小説論」と並んで直接に現代文学を扱う科目です。 
履修のポイント
留意事項

 教師が与える「展望」をただ身につけようとするのではなく、主体的な読解や積極的な
意見発表を通じて、自らの「展望」を切り開いていくようにしてください。 
学部・学科必修/選択の別
文学部 文芸創作学科 選択

2017/12/04 15:03:08 作成