授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 現代小説論
授業科目の区分 主専攻科目    学科開講科目
授業の目標
恐らくは人間が言葉を持つようになったその始まりの時から、「文学」は時代ごとに
その姿を変えて来ました。そんな中、近代以降、詩歌や戯曲に代わって時代の文学の
中心になったのが小説です。 
この授業は、「現代」に書かれた小説を読むことで、文学の今日的なあり方を探り、
その「生態」を考えることを目標としています。「現代」とは、この授業では第二次
世界大戦後の時代をさします。つまり、ほぼ半世紀にわたる時代の小説を論ずること
になります。(必要に応じて評論・エッセイ・映画を取り上げることもあります) 
この授業では、比較的新しい作品を素材にしますが、まだ評価の定まらない作品の価
値を未来に向けて測定するようなことは行いません。今日の文学の「価値」を判断す
るのではなく、その生きている姿を見極め、同時代人としてどのように読むのかを追
究することが授業の目標だからです。 
<この科目で育成することを目指す力:「自ら考える力」「挑み力」「文章・情報を
読み解く力」「人間と世界に関する認識力」>

先修条件または
他の授業科目との関連

文学関係の各講義科目と、「創作演習」「創作ワークショップ」という演習科目とを
つなぐ科目です。先修条件を定めていませんが、履修者は一定の文学に関する知識を
持つことを前提としています。 
履修のポイント
留意事項

上記のように、「現代」とは「この数年」でも「この十年」でもなく、「この半世紀」を
さしています。授業で「この数年」の作品を扱うことがあるでしょうが、最新の作品を理
解するためにも、ある程度の厚みを持った時代的背景を理解する必要があることに留意し
てください。
学部・学科必修/選択の別
文学部 文芸創作学科 選択

2017/12/04 15:03:08 作成