授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 近代文学論
授業科目の区分 主専攻科目    学科開講科目
授業の目標
 体験や感性は文芸創作において重要な要因ですが、それだけでは文芸作品を書くこ
とはできません。書くことは、先行する作品を読むことを通して初めて可能となりま
す。 
 現代において近代文学はすでに古典であり、これから作品を書こうとする人にとっ
て古臭い過去のものに見えるかもしれません。しかし、それらを読み、そこに現在に
通じる創造の契機をつかみとった上で書いてはじめて、体験や感性は表現を獲得しま
す。逆に、このプロセスなしに書かれた作品はひとりよがりに終わるでしょう。 
 日本近代文学の、なかでも古典的な作品に対して、各自が自分自身の読みを施し、
そこに創造の契機をつかみとることが授業の目的です。その条件として、明治・大
正・昭和の文学者・作品に関する基本的な知識を習得します。 
代表的な作家・作品を取り上げて読み、多様な観点(たとえば、言語論的、文体論
的、主題論的、社会学的、伝記的、比較文学的、等々のアプローチにより)から考え
ます。 
<この科目で育成することを目指す力:「自ら考える力」「文章・情報を読み解く
力」「批評的な思考力」>

先修条件または
他の授業科目との関連

 時代的には、「江戸・明治の文学を読む」の後、「現代小説論」の前に位置するこ
とになります。特に「現代小説論」を履修しようとする学生にとっては、この授業を
履修しておくと有意義です。 
履修のポイント
留意事項

 単に受動的に読むのではなく、近代文学の古典を読むことのうちに自分の作品を書く契
機をつかめるよう主体的に読むようにしましょう。
学部・学科必修/選択の別
文学部 文芸創作学科 選択

2017/12/04 15:03:08 作成