授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 映画史入門
授業科目の区分 主専攻科目    学科開講科目
授業の目標
 映画の歴史はわずか100年で、文学にくらべてはるかに短いが、20世紀における科学
技術の急速な進展とともに加速度的に豊かな変容を遂げてきました。その変遷を具体
的に辿ることを通して、偉大な才能たちがどのような試行錯誤を闘ってきたかを世界
的な視野で追跡しつつ、映画の魅惑の原点を探るのが、この授業の目標です。 
 100年前、映画なるものが誕生して以降、映画の作り手たちは、この新しい表現手段
の可能性を探求しつづけてきました。それは、まず技術的な闘いの歴史であり、社会
的な葛藤の歴史でしたが、同時に、言語的な闘いの過程にほかなりませんでした。な
ぜなら、ビジュアルな表現について考えることは、ビジュアルな営みという以上に、
すぐれて言葉に関わる活動だからです。 
 つまり、映画史とは、映画をめぐる言語活動の足跡であり、映画の魅惑の原点を探
ることは、言語表現について実践的に考えようとしている学生にとって切実な行為の
はずです。
  <この科目で育成することを目指す力:「自ら考える力」「文章・情報を読み解く
力」「批評的な思考力」>

先修条件または
他の授業科目との関連

 映画に興味を持ち、ある程度専門的な知識を身につけたいと考えている人は、まず
この授業を取ってから、「現代映画論」に進むことを薦めます。 
履修のポイント
留意事項

 映画について言葉で考えることが、教室での作業となります。あらかじめ映画的教養は
必要ではありませんが、古い作品を題材にすることが多いので、クラシックな表現に対す
る関心のあることが前提となります。 
学部・学科必修/選択の別
文学部 文芸創作学科 選択

2017/12/04 15:03:08 作成