授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 空想の美術館
授業科目の区分 主専攻科目    学科開講科目
授業の目標
<生命体としての芸術作品を読む> 
芸術作品とはある素材を用いて創作された「作品」が、時代の流れを超えて変遷し、
今日我々の眼前に在るものと考えられます。作品は、色とかたちであらわされます
が、誕生した時点から、それは一種の生命体として存在し始めます。 
 当初の色・かたちがそのまま残ることは、ごく少数の例外の他はありえません。通
常、色は退色し、かたちは変化します。ある時代、ある民族にとって、ある機能のた
めに重要な建物があったとしても、時代が移り、支配層が変化すれば、そうした建造
物は建て替えられ、あるいは、再利用されます。例えば古代ギリシャ建築の代表とし
て名高い『パルテノン神殿』も、中世のビザンチン時代には教会堂として用いられ、
トルコの占領期にはモスクとして利用されました。作品は時代に応じてその意味を変
えるのです。 
 この授業では、こうした時間軸のなかで芸術作品のもつ意味を、西洋美術史上の代
表作を中心に、建築、彫刻、絵画、工芸などの諸ジャンルにわたって考えていきま
す。 
<この科目で育成することを目指す力:「自ら考える力」「文章・情報を読み解く
力」「人間と世界に関する認識力」>
 

先修条件または
他の授業科目との関連

先修条件はありません。  
履修のポイント
留意事項

 芸術作品の「美」とは何か、それを受けとめる自由で素直な感性と、そうした「美」 
の背後にあるものを探求しようという知的な好奇心の双方をもって、授業に積極的に参 
加してください。    

学部・学科必修/選択の別
文学部 文芸創作学科 選択

2017/12/04 15:03:08 作成