授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 国際政治経済研究講義2
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

福島 政裕 教授(特任)
授業の目標
 国際政治経済体制の実態を明らかにする。政治経済アプローチによって、国際政
治経済の大きな動きの核心を捉える。
 国際政治経済論(IPE: international political economy)は、国際関係におけ
る国家と市場の相互作用から生じる諸問題を研究の対象とする学問分野である。現
代世界では、国家と市場が併存し、相互に影響を及ぼし合っている。政治経済論
は、国家と国家関連の政治過程がどのように富と生産の分配に影響を及ぼすか、ま
たその反対に、市場と経済力が国家やその他の政治主体の間の権力関係や位置にど
のような影響を及ぼすか、を検討する。国際政治経済論は、人間活動を基本的に異
なる方法で規制し、組織化する国家と市場の緊張関係を主たる研究対象とする学問
分野である。
 本講義では、「現代の資本主義」「冷戦期の国際経済」「国際貿易体制」「国際
通貨体制」「国際金融体制」「多国籍企業」「欧州地域統合」「米国の経済戦略」
「アジアの地域主義」「グローバリゼーション」「グローバル経済の管理」――と
いう大きなテーマに関連する課題を取り上げ、検討する。
本講義の主たる関心は、世界市場経済がどのように国際関係に影響を及ぼすか、ま
た国家がどのように国益を追求して市場の力に影響を及ぼそうとするか、にある。
 国際関係の政治経済論の分野の主要な論点について検討する。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 現代世界のダイナミズムを捉えるには、政治と経済を別々に分析するのではなく、両
者を総合的に分析することが重要である。資本主義世界の変化は、経済的要素と政治的
要素の相互作用の産物である。諸君には、想像力や創造力、応用力をフルに発揮して、
グローバリゼーションが進展する世界の国際学の緊急課題に果敢に挑戦する姿勢が求め
られる。
学部・学科必修/選択の別
政治学研究科               政治学専攻                博士課程前期 選択

2017/09/15 10:18:50 作成