授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 公的扶助特論
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

船水浩行
授業の目標
 「公的扶助≒生活保護」は、社会保障制度の最も基底的課題である貧困の救済を
目的とする。社会保険等では生活の安定が得られず、貧困状態(自らの力で自分自
身や家族の生活を支えられない依存状態)にある人々に対する援助である扶助が、
国等の公的団体により社会的扶養制度として実施されるものである。基底的な部分
で国民の生活を守る「最終的な手だて(セーフティネット)」と言うことができ
る。
 生活保護は、1950年の現行法制定以来、基本的には制度の根幹に手が加えられて
いない。しかしながら、生活保護受給層の拡大傾向、抱える問題の多様化の一方
で、生活保護の実施体制は、量的にも質的にも課題があるなど、多くの問題を露呈
している。
 この授業では、この公的扶助のあり方を左右する貧困認識のプロセスをおさえな
がら、公的扶助の理念と制度がどのように展開してきたかを踏まえた上で、現代社
会における公的扶助の意義と役割はどのような点にあるのか、わが国において代表
的な公的扶助制度とされる生活保護制度の現状と課題はどのような点にあるのか、
昨今の「地方分権」「社会保障構造改革」「社会福祉基礎構造改革」等の中で、生
活困窮者自立支援法、生活保護法の一部を改正する法律等の動向も踏まえつつ、今
後の方向性はどのようにあるべきか等を中心に考察していく。

成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

要な文献(書籍・学術論文)や事典等については、講義時にその都度紹介する。
学部・学科必修/選択の別
健康科学研究科              保健福祉学専攻              修士課程 選択

2017/09/15 10:18:50 作成