授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 プラズマ理工学特論
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

堀澤 秀之
授業の目標
 すべての物質は、その温度を次第に上昇させていくと、固体から液体、気体、そ
してさらに高温になると、気体原子・分子の一部が電離し始めプラズマになる。宇
宙空間の9割以上はプラズマで構成されているので、その力学的な挙動を見積ること
は、天体現象ならびに惑星間あるいは恒星間で発生する物理的現象を理解する上で
重要である。一方、工学的には、プラズマの高いエネルギーあるいは反応性(化学
的活性)を利用して、宇宙推進機および材料加工に幅広く利用されている。従っ
て、プラズマの発生原理ならびに応用例について学ぶことが重要である。本授業で
は、プラズマの物理的な性質はもとより、これらプラズマの工学的な発生原理およ
び応用例についての知識を習得することを目的としている。まず、プラズマの基礎
的性質、さらに、自然界のプラズマ(太陽、オーロラ)について概説し、プラズマ
の一般的知識を習得する。次に、プラズマの複雑な挙動を理解するために、まず
は、荷電粒子の運動について概説する。また、多くのプラズマの挙動は流体の巨視
的運動すなわち流体近似で説明できるため、この取り扱いによって、幾つかの代表
的な挙動を解析する。これらのプラズマの基礎的な性質を習得した上で、プラズマ
の工学的な応用例の概略について講述する。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 流体力学、高速空気力学、電磁気学、熱力学などの基礎知識を必要とするので、これらを
履修済みである(あるいは履修済みに相当する基礎知識を修得済みである)ことを前提とし
ます。なお、本授業では「電気推進工学特論」を修得する上で基礎となる内容を学習するの
で、「電気推進工学特論」を受講する場合は、予め本科目(あるいはこれに相当する内容
を)を修得済みであることを前提としています。

学部・学科必修/選択の別
工学研究科                機械工学専攻               修士課程 選択

2017/09/15 10:18:50 作成