授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 資源・エネルギー特論
授業科目の区分 大学院科目    大学院科目
担当教員名及び
連絡先

蟹江 治 教授
授業の目標
 日本は、石油、天然ガスなどのエネルギー資源に乏しく、エネルギー自給率はわず
か数%程度であり、その約90%以上を輸入に頼っています。その現状に対して、国
民間では省エネルギー志向が強いものの、快適さを求める生活スタイルの普及により
エネルギー使用量は年々増加しており、世界有数のエネルギー消費国であることも事
実です。そのため、エネルギー源の安定供給の確保、エネルギー消費に伴う温室効果
ガスの排出などの地球環境への影響に、政策的にも技術的にも対応する必要があります。
 産業界では新しい技術開発や産業活動を営む上でさまざまな原材料を必要とします
が、その多くは鉱物資源です。これについても日本は非常に乏しく、その大部分を海
外からの輸入に頼っています。すなわち、これら次世代の技術開発も、エネルギー問
題と同様に、安定な鉱物資源の確保だけでなく、資源リサイクルや省資源化を踏まえ
た技術開発が必要となっています。
 このような現状を踏まえて、本科目では、世界における地域性とエネルギーの関係
に注目し、将来のエネルギーの安定供給について模索します。この基礎としてエネル
ギー資源や技術に関する最近の話題や課題を取り上げます。その技術開発、研究動
向、トピックに注目し、次世代のエネルギー技術開発に必要な知識や問題意識を高め
ることを目的とします。
成績評価の方法
  
履修のポイント
留意事項

 本学の創設者松前重義博士の現代文明論講義録には次の言葉があります。『精神文明
の洗礼を受けない物質文明は、人類の幸福につながるものではない。すなわち調和ある
文明、これが21世紀への道である』。本専攻を修了し、技術者・研究者として21世
紀の国際舞台で活躍する皆さんは、創設者の言葉を良く理解し、「資源・エネルギー・
環境・物質文明」を断片的な知識の寄せ集めではなく、グローバルな視野で総合的に考
察してほしいと考えています。


学部・学科必修/選択の別
工学研究科                応用理化学専攻              修士課程 選択

2017/09/15 10:18:50 作成