授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 インカ文明
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
 現在地球上に住むわれわれ人類(以下では現生人類と呼びます)は、7000とも言われる種類の言葉を持ち、文化的に多様です。歴史的にも各地に様々な「文明」を築いてきました。しかし、生物としてはホモ・サピエンス1種であり、20万年ほど前にアフリカの一角に生まれ、世界中に拡散してきただけなのです。
 その現生人類が最後に移住したのがアメリカ大陸です。およそ2万年前に陸地化したベーリング海峡を渡り、そして1万5千年ほど前には中央アメリカ、南アメリカへと進みました。南アメリカ西部、太平洋岸には、標高6000mを越える高峰が並ぶアンデス山脈があり、豊かな文化が生まれました。アンデス文明と呼ばれます。なかでも現在の国名でペルー、ボリビア、エクアドルには15-16世紀、インカ帝国が栄えました。メソアメリカのマヤ文明、アステカ文明と対比して、インカ文明と呼ばれることもあります。
 この授業では、インカの神話、アンデスの自然、考古学調査による成果も加えながら、当時のアンデス先住民の精神世界、社会・文化の諸側面を考察します。インカ文明を知ることを通じて、人間社会・文化の多様性を理解していただくことがこの授業の目標となります。
 授業で育成する力・スキルは、自ら考える力<全学共通>、文章・情報を読み解く力、適確な文章を書く力、意見や情報を伝える力<文学部>、歴史意識・人間・自己の発見、分析力・論理的思考力、忍耐力と社会性<本専攻>です。



先修条件または
他の授業科目との関連
 先修条件はとくにありませんが、メソアメリカの古代文明である、マヤ文明、アステカ文明の授業も履修するとより理解が深まるでしょう。
履修のポイント
留意事項
授業で紹介される参考文献等を丁寧に読み、考えることが深い理解につながるでしょう。
学部・学科必修/選択の別
文学部 歴史学科                 考古学専攻 選択

2018/09/13 17:24:48 作成