授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 ギリシア語入門1
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
 この授業では、古典ギリシア語で記述された文献を直接読解するために必要となる基礎的な文法事項を修得することを目的としている。また学修の過程ではギリシア語で書かれた古典の諸作品の一節や、古代ギリシアの文化的側面に触れるなどして、ギリシア語習得の一助とする。
 古代ギリシアは西洋文化の起源であり、精神的支柱として時代を超え、地域を越えて現在もなお私たちの文化に深い影響を与えている。文学、哲学、自然科学、民主政など、現在のヨーロッパ・アメリカ文化の基盤となる諸要素がギリシアで誕生した。
 たとえば、現存するヨーロッパ最古の文学作品であるホメロスの叙事詩『イリアス』『オデュッセイア』はギリシア語で書かれている。さらにギリシア語の文学は抒情詩、悲劇・喜劇など発展をとげた。自然哲学から始まった知の伝統は、ソクラテス・プラトン・アリストテレスの手によって、ヨーロッパ哲学2500年の歴史の基盤となった。また幾何学、数学、医学、物理学、地理学、博物学、歴史学、天文学など、理性主義に基づく学問がギリシア語によって確立した。
 また、ギリシア語はヘレニズム期に共通語として地中海世界に広がる。アレキサンドリアでは旧約聖書がギリシア語に訳され、新約聖書もギリシア語で記された。ローマが地中海の覇権を掌握したあとになっても、ギリシア語は東地中海地域での共通語として用いられていた。形を変えながらも現在にまで使用されている言語として非常に長い歴史を持っている。
 このように西洋文化に多大な影響を与えたギリシア語を修得することを、この授業は目標とする。


先修条件または
他の授業科目との関連
 先修条件はない。直接には「ギリシア語入門2」へと続く。古典ギリシア語は「ギリシア・ローマの伝統AB」「ギリシア・ローマの神話」「ギリシア・ローマの思想」などの科目と関連する。また、古代ローマで使われていたラテン語も関連性がある。
履修のポイント
留意事項
 「ギリシア語入門1」と「ギリシア語入門2」はセットで履修することが望ましい。言語を修得するためには、授業への出席、平常の予習と復習を絶やさないことが必要である。
学部・学科必修/選択の別
文学部 文明学科 選択
文学部 歴史学科                 日本史専攻 選択
文学部 歴史学科                 西洋史専攻 選択
文学部 歴史学科                 考古学専攻 選択
文学部 日本文学科 選択
文学部 英語文化コミュニケーション学科 選択
文化社会学部 アジア学科 選択
文化社会学部 ヨーロッパ・アメリカ学科 選択
文化社会学部 北欧学科 選択
文化社会学部 文芸創作学科 選択
文化社会学部 広報メディア学科 選択
文化社会学部 心理・社会学科 選択

2018/09/13 17:24:48 作成