授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 西洋政治史
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
この授業では、第2次大戦から現在に至るまでのヨーロッパ統合の歴史的な展開について学びます。

第2次大戦後のヨーロッパ統合の動きは、1950年代の欧州石炭鉄鋼共同体、欧州経済共同体、欧州原子力共同体の設立によって勢いづきました。

その後、1967年に3つの共同体の諸機関が欧州共同体(EC)という名称とともに一元化され、1993年には欧州連合(EU)に発展しました。市場統合やユーロ導入など、様々な革新的な達成がある一方で、2000年代半ば以降になると、憲法条約の挫折、ユーロ危機、ウクライナ危機、テロの発生、難民問題、ポピュリズムの台頭、イギリスのEU離脱問題といった様々な難局にEUは直面しています。

この授業では、歴史的に重要な諸局面をとりあげながら、ヨーロッパ統合の長期的な
展開を学びます。例えば下の問いについて考察していく予定です。

・1950年、なぜ統合が勢いづいたのか
・1960年代から70年代にかけて、なぜ、どのような側面において、統合は停滞したと考えられるのか。
・1980年代半ば以降、なぜ欧州統合は再活性化したのか
・2000年代半ば以降、EUと欧州諸国は様々な危機に直面したが、それぞれの危機はどのように発生したのか。

これらの問いについて、複数の視座から考察しつつ、総合的にバランスのとれた説明を組み立てていくことが、この授業の目標となります。



先修条件または
他の授業科目との関連
先修条件はありません。国際政治史、国際機構論、国際政治学、国際政治経済論、安全保障論、比較政治学、外交政策論といった授業とともに学ぶと、より理解が深まると考えられます。

履修のポイント
留意事項
[授業への積極的参加について]
授業では複数回、グループワークを行うことを予定しています。3人程度のグループでの
作業や議論を通じて、受講生にも積極的に授業に参加することが強く求められます。

[授業時間外の学習]
この授業では、中間テスト2回と期末テストが行われます。課題レポートの提出もあるため、授業時間外にもインテンシブな学習をする必要があります。

[注意点]
教室の収容人数には限りがあるため、履修制限を行わなければならないかもしれませんので、その点はご留意ください。
学部・学科必修/選択の別
政治経済学部 政治学科 選択

2018/09/13 17:24:48 作成