授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 ミクロ経済学
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
本科目では不完全競争の理論と事例について講義します。不完全競争はミクロ経
済学の主要分野ですが、その重要性にもかかわらず、ミクロ経済学の教科書や講義
では完全競争の論議の後で扱われるので、時間の制約などの理由により、基礎コー
スでは扱いが簡略になってしまう傾向があります。そのため、本科目では、独占、
寡占、独占的競争という伝統的な不完全競争理論だけではなく、ゲーム理論を使っ
た企業の戦略的行動分析についての講義も行い、受講生が現代の企業や産業にかか
わる理解を深めることを目指します。
 現代の企業の様々な行動の背景にはどのような合理的な行動原理があり、その結
果としてどのような産業構造が形成されるのか、そして政府はどのような政策や規
制を行うことが要求されるのかということを中心に講義は行われます。最近は規制
緩和や産業政策に関する議論が盛んに行われていますが、受講生にはこれらの議論
を理論的に分析し、通説の誤りを発見したり、自分の意見を形成できるようになる
能力を養って欲しいと思います。
 本授業で育成する力・スキルは,以下のとおりです。
  ・挑み力
  ・政府・市場・組織を理解する力
  ・理論的に考える力
先修条件または
他の授業科目との関連
履修登録上の先修条件は、「ミクロ経済学入門」の修得です。 
本科目は、「産業経済学」、「公共経済学」、「経済政策」との関連性も非常に強いので、これらの科目を履修することも勧めます。
履修のポイント
留意事項
本科目では不完全競争の理論を中心に講義しますが、出発点は理論ではなく、現実に
起きている企業や産業に関わる様々な経済現象です。したがって、現実の企業や産業に
どのようなことが起きているのかに関心や問題意識を持つことが重要です。理論はそ
れを理解するための道具であると考えて欲しいと思います。また、受講の前に入門レベ
ルのテキストを、もう一度読み直しておくことは非常に役に立つと思われます。
学部・学科必修/選択の別
政治経済学部 経済学科 選択

2018/09/13 17:24:48 作成