授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 財政学
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
現代の財政は、国民経済の中で質的にも量的にも大きな役割を果しています。公
共経済としての財政は、社会的に必要性が広く認められるにもかかわらず市場を通
じては全く提供できないか、あるいは不十分にしか提供できないような財やサービ
スを提供したり、市場を通じて行われた所得と富の分類を社会的望ましさの観点か
ら修正したり、過度な景気変動を抑制して雇用や物価の安定を図り適正な経済成長
を維持するというような広範な役割を担うようになっています。とりわけ、社会保
障政策の普及は、財政の規模を急激に膨張させてきました。また、近年では、人口
の高齢化が急速に進行中で、財政負担も高まり、それは租税と社会保険料からなる
国民負担率を急増させる恐れがあります。他方では政府が大きくなるのに伴って、
「政府の失敗」による効率面での損失も指摘されています。この授業では、財政の
現状と問題点を検討するという観点から、現代財政の機能、現代の財政制度、政府
支出の状況、租税の原理と制度、公債政策、財政政策、等について、国際比較も交
えながら分析します。
  本授業で育成する力・スキルは、以下のとおりです。
  ・挑み力
 ・政府・市場・組織を理解する力
先修条件または
他の授業科目との関連
先修条件は「マクロ経済学入門」と「ミクロ経済学入門」です。また,「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の知識は、この科目の内容を十分に理解するための前提といえます。
 財政政策はマクロ経済政策の重要な政策手段であり、同様な役割を担う金融政策を
「金融論」の講義をとることで別の面からとらえることが財政学の理解にも役立ち
ます。また、財政学は「経済政策論」、「公共経済学」とも密接な関連があります。
履修のポイント
留意事項
基本的に講義中心の授業となります。消費税、税制改革、国債、社会保障費、公共事
業費、景気対策、等々、財政に関する問題は、毎日のように新聞や経済誌、TVな
どで報道されていますので、それらを注意して読んだり聞いたりするだけで、財政問
題が身近なものとしてより良く理解できるようになります。まず、現実の問題に関心を
持ち疑問を抱くこと、そして、それを継続することが重要です。
学部・学科必修/選択の別
政治経済学部 政治学科 選択
政治経済学部 経済学科 選択

2018/09/13 17:24:48 作成