授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 国際金融論
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
「国際金融論」は、「国際マクロ経済学」とも呼ばれ、近年世界経済に大きな影響
を及ぼすようになった国際的資金循環を前提として、各国国民経済の相互連関をマク
ロ経済学的に分析する学問です。財・サービスの国際取引をミクロ経済学的に分析す
る「国際経済学」(「国際貿易論」)とは、方法論的に別の系列に属しますが、両者
を履修することによって、国際経済問題に対するバランスのとれた分析力を培うこと
ができます。
 「国際金融論」は、1970年代の変動為替相場制度移行に始まり、その後の金融の自
由化・国際化や企業活動のグローバライゼーションへと続く歴史の流れの中で、国際
マクロ経済分析の必要性が高まり、多くの学問的貢献が集積され、発展してきまし
た。比較的新しい学問分野であるため、教科書的な体系が確立しているわけではあり
ません。したがって、授業の目標は、様々な国際金融に関わる問題に対応して、その
分析に適した理論的枠組みをケース・バイ・ケースで学習し、それらの枠組みをツー
ルとして使いこなせるようになることです。
 本授業で育成する力・スキルは、以下の通りです。
・自ら考える力
・政府・市場・組織を理解する力
・理論的に考える力
先修条件または
他の授業科目との関連
履修登録上の先修条件は、「マクロ経済学入門」・「ミクロ経済学入門」の2科目の修得です。  「国際金融論」は「マクロ経済学」の次に位置する科目である一
方、「金融論」の相当部分とも関連します。また、「国際経済学」を同時に履修す
るよう勧めます。
履修のポイント
留意事項
「国際金融論」は、貿易取引や金融取引の実務や国際的資金運用のノウハウを教える科
目ではありません。どちらかと言えば、抽象的な経済理論への興味が必要とされる科目で
す。前述のとおり、時として断片的とも思えるような理論をツールとして身につけること
がこの授業の目標であり、そのためにも、常に自分の頭で経済問題を分析する習慣をつけ
ることが重要です。その意味で、現実の経済問題への強い関心が必要とされる科目でもあ
ります。
学部・学科必修/選択の別
政治経済学部 経済学科 選択

2018/09/13 17:24:48 作成