大容量のマルチメディアデータがやりとりされる、今日のブロードバンド・ユビキタスインターネット社会において、データ圧縮や誤り訂正符号化は、通信の効率や信頼性の向上に必要不可欠の技術となっているが、これらの技術は、50年以上前にC.E. シャノンによって創始された情報理論に基づいている。この授業では、ICT(情報通信技術)の基礎を成す情報理論の基本を理解することを目標とし、情報量の数量化やエントロピー、情報通信の効率化を実現するための情報源符号化(データ圧縮)、情報通信の高信頼化を実現するための通信路符号化(誤り訂正符号化)などについて学ぶ。
本授業により育成する力・スキル: 「自ら考える力」、「情報の基礎を理解し活用する力」、「情報処理の原理を理解し使いこなす力」
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