授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 リモートセンシング
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
 20世紀後半、さまざまな人工衛星が開発され、全地球規模の観測ができるようになりました。衛星を使ったリモートセンシングは、電磁波を使って地球を観測します。温暖化といった地球の気候変動を調査する上で衛星リモートセンシングは、欠くことのできない技術です。この授業では、衛星リモートセンシングの必要性を理解するために、まず地球科学の概要について講義します。次にリモートセンシングの概要について説明します。その後、大気、海洋、陸域、雪氷の4つ分野に分けて、リモートセンシングで観測することのできる物理量やその観測手法について講義します。また、それらを使った地球環境に関する応用研究について講義します。具体的には、以下のようなことを概説します。
(1)地球という惑星の特徴、(2)地球環境問題、(3)地球温暖化の仕組み、(4)地球のエネルギー収支、(5)使用される電磁波の種類、(6)光の散乱・吸収、(7)黒体放射、(8)大気のリモートセンシング、(9)海洋のリモートセンシング、(10)陸域のリモートセンシング、(11)雪氷圏のリモートセンシング、(12)リモートセンシングとモデルの融合
 本授業により育成する力・スキルは「自ら考える力」、「挑み力」、「時代の変化に対応する専門力」、「光の本質理解と応用力」、「画像の本質理解と応用力」です。
先修条件または
他の授業科目との関連
 先修条件は特にありません。本科目は、他の主専攻科目の中でも電磁気学、光学入門、画像処理入門、画像情報工学などの科目と密接な関連を持っていますので、これらを履修しておくことが望ましいです。
履修のポイント
留意事項
 本科目では、基礎科目の物理学の全般的な知識を前提として授業を進めるので、必要な時は物理の教科書を復習することをお薦めします。また、授業では時間の制約から多くの事柄には触れることができないので、気候変動については「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)評価報告書」などを、リモートセンシングについては参考書などを読み、自分から積極的に勉強することが必要です。

学部・学科必修/選択の別
工学部 光・画像工学科 選択

2018/09/13 17:24:48 作成