材料力学は材料が外力を受けるときの強さや変形に対する抵抗と安定性について
学ぶ広い意味での応用力学の一部であり、機械工学における基礎学問です。機械や
建築物、その他の構造物は、いろいろな形状をした部材により構成されており、こ
れらが安全にその機能を果たすためには、各部材が強く、変形せず安定性を保つ必
要があります。そのためには、十分な強さを保ち、経済的な設計を行う必要があ
り、材料力学は、この設計計算を行う能力を養う基礎科目です。材料力学2では、
材料力学1で学んだ応力とひずみおよびフックの法則について復習し,その応用で
ある不静定問題に関し講義と演習を行います。また、はり(静定はり−せん断応力
図と曲げモ−メント図・曲げ応力・変形)について学び、適宜演習を行います。
本授業により育成する力・スキルは、「自ら考える力」、「時代の変化に対応す
る専門力」、「ものづくりに必要な基礎的能力」です。
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