機械基礎力学は,機械工学の基礎をなす科目のひとつであり,その基本をマスターすることは機械系の学生にとって必須です.本科目では物体に作用する力のつりあい状態を取り扱う静力学を学び,その基礎知識を理解するとともに,比較的簡単な力学的問題への応用能力を身につけ,将来高度な力学的問題の解決や具体的な設計活動への展開を図れるようになることを目標としています.
授業では,力の物理的意味,作用と反作用,モーメントの作用,力のつりあいなどについて講義を徹底して行います.また,配布資料や映像を活用するとともに,演習を重点的に行うことによって,講義内容の効果的な習得をねらいます.
本授業により育成する力・スキルは,「自ら考える力」,「時代の変化に対応する専門力」,「ものづくりに必要な基礎的能力」です.
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