優れた製品を生み出すには、設計技術のデータベース化、加工の高速化と超微細加工を可能とする生産技術などが必要であり、これらはCAD/CAM無くして実現できません。本科目のCAD(設計)においては、データ構造、図形の移動・拡大・回転などの図形操作技術や工業製品の基礎となる金型設計を学び、CADシステムを用いてJIS製図規則に基づいた図面が正しく描けることを目標としています。また、CAM(生産)においては、マシニングセンターによる加工方法を取上げ、加工の標準化と技術データベース、加工のプロセス設計、工具データと切削条件のシステム構築法を学び、NCプログラムを作成できるようになることを目指します。
本授業により育成する力・スキルは、「自ら考える力」、「成し遂げ力」、「時代の変化に対応する専門力」、「ものづくりに必要な基礎的能力」です。
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