機械工学の様々な現象は、モデル化して数学的に記述でき、そしてその解を求めることで工学的な解釈が与えられます。これらの方程式は初等的な数学の方法では解が求まらないことが多く、近似的にしか解けない場合があります。しかし、工学の問題では近似的にも数値結果を求めることは非常に重要です。そこで本講義ではコンピュータを用いて数値解析を行う場合の比較的初歩的・基礎的な部分の計算法について理解することを目的としています。取り扱う内容は方程式の反復解法、数値積分法、常微分方程式の解法などです。
本授業により育成する力・スキルは、「自ら考える力」、「時代の変化に対応する専門力」、「ものづくりに必要な基礎的能力」です。
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