液体および気体を流体といい、流体の運動のことを流れと言います。風は空気の流れ、川は水の流れであり、身の回りの自然現象としてよく知られています。この流れを力学的に調べる学問が流体力学です。流体力学はあらゆる産業分野で何らかの形で必要とされています。これらの問題を学問的に理解するには、流れ学1および2だけでは不十分であり、力学的観点から正しい流動現象と流体力の定量的把握が必要不可欠です。したがって、本講義は流れ学を基礎とし、様々な流れを力学的に把握させることを目標としています。
本授業により育成する力・スキルは、「自ら考える力」、「時代の変化に対応する専門力」、「ものづくりに必要な基礎的能力」です。
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