授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 水産増殖学総論
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目・学科開講2グループ
授業の目標
 日本では古来より沿岸生物を有効利用してきた。その中で江戸時代からカキを養殖したり,サケの保護を行うなど水産生物の保護増殖事業が行われてきた.さらに高度経済成長期には作り育てる漁業と称して栽培漁業が推進され,水産物の安定供給に努めてきた。
 水産増殖学総論では,我が国における水産増養殖の歴史とその遷移過程,水産増養殖に関わる主要な水産法規,築磯造成技術とその目的,栽培漁業の推進と問題点,我が国ならびに主要国における増養殖の実態など水産増養殖を実施するにあたり必要となる事項について概説する。
 本授業は水産増殖の基礎とも位置付けられるが,水産対象生物に関する知識を深めるとともに,産業に結びつける知識も身につけ,水産増養殖と環境保全ならびに水産物の安定供給を担う産業としての水産増養殖の理解度を深めることを主眼とする。そして,これらを理解した上で自然と産業の結びつきについて十分な知識を広げることによって自ら考える力を身につけて自ら解決できる力を養うことを目的としている。
 なお,公務員の水産職等の受験に多いに役立つ科目である。
先修条件または
他の授業科目との関連
 本講義は,生物学・水産動植物学関連科目を基礎とし,生態学との関連もある。また,水族繁殖学,水産増殖環境学,魚病学総論の授業を受講することが望ましい。また,水産増殖学は水産資源学の一分野であることから双方を履修すると理解がさらに深まる。これらの科目については当該授業とどちらが先でも問題はない。


履修のポイント
留意事項
 水産学科,特に生物生産学専攻においては必要不可欠な科目である。授業には積極的な姿勢が不可欠であり,また専門科目のため専門用語が出てくるが,教員はその都度専門用語については説明するが,聞き逃したり,わからなかった場合にはすぐに質問し,理解することが重要で.毎回の授業でわからないことを残さないようにすること。特に,復習を怠らず,わからないことを自ら解決する努力と姿勢が肝要である。
学部・学科必修/選択の別
海洋学部 水産学科                 生物生産学専攻 選択必修
海洋学部 水産学科                 食品科学専攻 選択

2018/09/13 17:24:48 作成