授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 計量経済学
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
経済学は、他の社会科学分野と比べて、価格、数量、金額等の数量的な概念を対
象とすることが多くあります。経済理論では、これらを経済変量として記号化し、
変数間の因果関係を分析してモデル化しますが、このような分析方法が用いられる
のは実際の経済の動きを説明するためです。
 計量経済学は、経済理論が実際の経済をうまく説明できるかどうかを検証する実
証分野であると同時に、新しい経済理論を考え出すために実体経済の動きを分析す
る研究分野でもあります。情報処理技術の発展は分析手法の発達を促し、今日
では経済分析を志す人にとって計量経済学は欠かせない分析方法の一つになってい
ます。近年においては、ビッグデータ解析のための分析手法として、因果推論まで含めた計量経済学的ツールが実際のビジネスの場においても用いられるようになってきています。
 本科目は、経済理論を数式でモデル化し、現実経済のデータを利用して統計的に
実証分析を行う基本的方法を、理論的・体系的かつ体験的に身に付けることを目的
としています。
 計量経済学は、本学科の一つの伝統カラーでもあるとともに、経済学を学ぶ上で
の単なるオプションではなく、基本的なコア科目の一つとして位置づけられていま
す。
 本授業で育成する力・スキルは、以下のとおりです。
 ・自ら考える力
 ・政府・市場・組織を理解する力
 ・実証分析する力
先修条件または
他の授業科目との関連
履修登録上の先修条件は、「マクロ経済学入門」、「ミクロ経済学入門」、「統計学」の3科目の修得です。かつ「経済数学」の修得も学ぶ上で重要になります。
 計量経済分析の方法を身に付けることで、経済学の応用分野に出てくる統計、分
析手法、結果の解釈についての理解が深まります。
履修のポイント
留意事項
経済学、数学、統計学、情報処理の要素が融合した分野なので、ややテクニカルな部分もありますが、コンピュータ実習(Excelなどの表計算ソフトやRやGretlといった実証分析パッケージソフト)を含めて実証経済分析の入門を体験する良い機会です。体験的に実証経済分析に取り組むことの価値は社会に出てから意味を持つことが多いです。

学部・学科必修/選択の別
政治経済学部 経済学科 選択

2019/04/01 20:37:36 作成