本授業は、材料科学の専門基礎に関する実験を通して、自然の摂理を謙虚に受け止め、実験手法および測定機器の操作方法ならびに実験マナーや安全管理などを修得することを目標とします。材料の歴史は人類の数千年に及ぶ自然現象等の観察と試行実験による経験等の積み重ねによるものです。現在の材料科学を修める場合においても、実験を体験し、その内容を習得することのみでなく、真理の確認が最も重要なことです。また、社会人として必要不可欠な報告書の文章作成方法の修得や教員とのディスカッションにも重点が置かれています。
本授業により育成する力・スキルは、「挑み力」、「技術者のモラルと使命」、「将来の材料科学の発展に寄与する力」、「創意工夫した実験で物作りに貢献する力」です。
|