授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 金属組織学
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目・学科開講1グループ
授業の目標
現在、実用化されている重要な工業材料は、そのほとんどが金属材料・合金です。合金とは、金属に元素を1種類以上添加したものです。使用する場合、材料の相の構成を知る事が非常に重要です。そこで、本講義の授業目標は以下の通りです。

@ 金属材料の基礎を身につけます。
A 金属材料を理解するための基礎である「平衡状態図」を詳細に理解し、材料の相構成を平衡状態図から読み取る能力を身に付けます。すなわち、基本的な2元系平衡状態図である全率固溶、共晶、包晶、偏晶の4つのタイプの状態図を理解すると共に相の割合や濃度を計算で求める事が出来るようにします。

本授業により育成する力・スキルは、「自ら考える力」、「時代の変化に対応する専門力」、「材料工学の技術分野へ貢献する力」、「将来の材料科学の発展に寄与する力」です。

先修条件または
他の授業科目との関連
先修条件はありません。金属材料学・冶金学に関わる全ての初心者を対象とした科目です。広範な材料を取り扱う材料科学分野の中心となる金属材料学・冶金学の基礎科目でありますので、材料科学に関連する全ての科目と重要な関わりを持ちます。また、本授業は金属材料工学・冶金学・材料工学の学問体系の基盤となる科目であり、この科目が理解できないと全ての専門科目の内容把握が困難です。材料科学の基礎科目群(数学科目、物理科目、化学科目、材料科学基幹科目、基礎材料工学)が履修済みであるか、または、同時に履修する事を望みます。
さらに、本授業の履修・単位修得後、金属組織形成工学を履修する事が必要です。金属材料学・冶金学に関連する応用科目群(材料学、材料加工学)の履修も推奨します。また、本授業で身に付けた内容は、材料科学実験、材料科学研究、先行卒業研究、卒業研究、大学院修士論文作成などで、考察する際に活用されますので、復習が非常に重要となります。材料技術者として社会で活躍するための根幹となる実力を身に付ける科目である事も自覚し、授業に参加する必要があります。
履修のポイント
留意事項
(1)状態図を完全に理解するためには、合金の組織変化を状態図によって説明でき、自分で相の割合を計算できる事が最も重要です。従って、講義内容の復習が必要不可欠です。
(2)材料技術者として社会で活躍するための根幹となる実力を身に付ける科目である事を自覚し、授業に参加する必要があります。
(3)大学の授業では、学生諸君が積極的に授業に参加する事が望みます。復習を必ず行い、担当教員へ積極的に質問して下さい。教員への質問がない場合、大学教員は学生諸君が授業内容を理解したと考えます。
(4)大学教員の授業運営方法に疑問がある場合、担当教員、学科教員、教学課などへ速やかに相談し、問題解決に向けた努力をして下さい。
(5)講義中の睡眠学習・私語など常識を逸脱する行為は厳禁です。
(6)授業への出席は学生諸君の義務です。欠席により不利益を被るのは学生諸君自身です。原則として欠席は一切認めません。ただし、正当な欠席理由がある場合、学生が教員へ申し出た時点で対応します。
(7)成績評価方法を必ず確認して下さい。
学部・学科必修/選択の別
工学部 材料科学科 選択必修

2019/04/01 20:37:36 作成