授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 界面接合工学
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
世界をリードする日本の製造業の根幹を支える「ろう付・はんだ付け」を学びます。ろう付は、「ろう付は接合技術の一種であり、被接合材(母材)を、母材とは異なる金属(主に合金、ろう材)で接合する技術です。実際には、母材とろう材をろう材のみが溶融する温度まで加熱し、溶融ろう材を接合部へ毛細管現象により流入させます。さらに、溶融ろう材/固体母材間で生ずる界面反応現象とそれに続く凝固過程で界面に強固な冶金的な接合を生じさせます。」と定義される重要な工業技術です。一方、材料科学の根幹である「冶金」を基礎として「ろう付・はんだ付け」を理解する事は、製造技術者として必須です。

そこで、本授業では、冶金と基礎とした「ろう付・はんだ付」の基礎と実践的な応用を深く理解し、それらを製造業に展開できる基礎的素養を身に付ける事を目標とします。
実践的な応用とは、授業担当教員が行っている「優良企業との実践的な連携活動」や「学協会活動などを踏まえた豊かな経験」などに基づいており、社会から高い評価を受けています。

達成した目標により学生諸君の材料科学に関する実力は確実に向上します。さらに、身につけた実力を基礎として卒業研究・修士論文研究を修了させれば、実力は更に向上します。身につけた実力を基礎として「自発的な問題発見・解決能力が必要な職種(研究・開発職など)」に就職すれば、将来、社会貢献できる材料技術者に成長できます。

本授業により育成する力・スキルは、「自ら考える力」、「時代の変化に対応する専門力」、「材料工学の技術分野へ貢献する力」、「将来の材料科学の発展に寄与する力」です。
先修条件または
他の授業科目との関連
先修条件はありません。接合技術は、金属材料学・冶金学を中心とした材料科学の全ての科目と重要な関わりを持ちます。特に、接合技術の基礎と概略を学ぶ接合科学は、同時に履修する事を推奨します。

また、材料科学の基礎科目群(数学科目、物理科目、化学科目、材料科学基幹科目、基礎材料工学)が履修済みである事を望みます。さらに、金属材料学・冶金学に関連する応用科目群(材料学、材料加工学)の履修も推奨します。また、本授業で身に付けた内容は、材料科学実験、材料科学研究、先行卒業研究、卒業研究、大学院修士論文作成などで、考察する際に活用されますので、復習が非常に重要となります。材料技術者として社会で活躍するための根幹となる実力を身に付ける科目である事も自覚し、授業に参加する必要があります。

履修のポイント
留意事項
(1)広範囲な講義内容であるため、単一の教科書の使用は困難と思われます。そこで、配付資料を使用する予定です。
(2)講義中のノ−トの整理を含めた予習・復習は充分に行うことが必要です。
(3)材料技術者として社会で活躍するための根幹となる実力を身に付ける科目である事を自覚し、授業に参加する必要があります。
(4)大学の授業では、学生諸君が積極的に授業に参加する事が望みます。復習を必ず行い、担当教員へ積極的に質問して下さい。教員への質問がない場合、大学教員は学生諸君が授業内容を理解したと考えます。
(5)大学教員の授業運営方法に疑問がある場合、担当教員、学科教員、教学課などへ速やかに相談し、問題解決に向けた努力をして下さい。
(6)講義中の睡眠学習・私語など常識を逸脱する行為は厳禁です。
(7)授業への出席は学生諸君の義務です。欠席により不利益を被るのは学生諸君自身です。原則として欠席は一切認めません。ただし、正当な欠席理由がある場合、学生が教員へ申し出た時点で対応します。
(8)成績評価方法を必ず確認して下さい。

学部・学科必修/選択の別
工学部 材料科学科 選択

2019/04/01 20:37:36 作成