授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 車両伝熱工学
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
 伝熱現象とは,温度差に起因して物体間に起こる熱エネルギーの移動であり,動力機械における熱交換器やラジエータなど様々な工業機器のみならず,一般家庭においても広く観察される現象である.伝熱現象の基礎を理解し,伝熱の制御技術を身につけることは,熱流体機器における伝熱促進,熱損失を防ぐための断熱など機器設計の基礎知識の習得へとつながる.すなわち,エネルギー利用の高効率化及び小型化の観点からの伝熱機器の設計を可能とする.
 本講義では,熱が移動する基本的な三形態である,物質の移動を伴わずに高温物体から低温物体へ熱が移動する熱伝導,流体による熱輸送を伴う熱伝達,電磁波の形での熱ふく射に関する基礎知識を理解することを目標とする.さらに,機械工学における熱エネルギーの有効利用の重要性を理解することを目的とする.演習を通じて,伝熱,及び伝熱促進や断熱などの伝熱制御技術に関する基礎知識を,分かり易く身につける.
 以上を通じて,伝熱工学に関する研究,および自動車,鉄道車両,航空機,船舶などの動力機械の設計,研究・開発に必要な基礎力を養うことを目標とする.

先修条件または
他の授業科目との関連
この科目では伝熱現象に関する基礎を学習するため,熱力学及び熱力学演習を予め履修しておくことが望ましい.流体による熱輸送への理解を深めるため,流体工学を履修することが望ましい.また,発展展科目であるエンジン工学などを学ぶための基礎として,本授業を履修しておくことが推奨される.
履修のポイント
留意事項
授業では伝熱工学の基礎に関する講義に加えて,それらの知識の定着のため演習を行うので,毎回の出席を心がけて下さい.さらに,理解を深めるために積極的に予習や復習に努めることが大切です.また,授業で学んだことを十分に理解し,応用できるようになるために,多くの演習問題を自ら解いてみて下さい.
学部・学科必修/選択の別
工学部 動力機械工学科 選択

2019/04/01 20:37:36 作成