授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 大型海洋動物
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
海洋には多くの大型の脊椎動物が生息している.これらの動物たちは,長い海洋の
歴史の中で種々の環境の変動に適応しながら,海洋生態系において重要な役割を演
じてきたとともに,さまざまに人類との関わりも有してきた.20世紀の漁業技術の
の発達とともに大型海洋動物は資源として利用されたり、混獲生物として投棄され
たりし、現存量の減少が顕著にみられている。本講義では,海棲哺乳類を除く、海
洋生態系の頂点を占める種々の大型海洋動物について,その生物学的な特性の正確
な理解をはかり,彼らが海洋生態系において果たしてきた役割を認識する.また,
それらの動物群の適正な管理と保全について考察を深めることを目的とする.

先修条件または
他の授業科目との関連
先修条件科目は特にない.しかし,海洋には多種多様な生物が生息していることか
ら,「海洋生物学概論」でそれらの基本的な知識を習得しておくことが望ましい.
また,海洋の大型動物の象徴である鯨類などの海棲哺乳類については「海棲哺乳類
学」で学ぶことができる。生物や環境とのかかわりを重視する意味から「魚類学」「基礎生態学」「海洋生態学」などの科目も履修しておくとよい.

履修のポイント
留意事項
海底付近に生息する動植物については「ベントス学」で,水柱環境に浮遊する生物につ
いては「プランクトン学」で、魚類全般については「魚類学」などで理解し,本講義で
扱う動物群との相違を把握できるようにする.また,ここで扱う動物たちは「自然保
護・生態系維持」の象徴とされるものたちであるが,それらの意図するところを整理
し,正しく生物を見極める判断力を養ってもらいたい.

学部・学科必修/選択の別
海洋学部 海洋生物学科 選択

2019/04/01 20:37:36 作成