授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 海洋生態学
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
海洋生態学は,生物と環境の相互作用を究明する生態学の一分野であり,海洋という環境因子の特殊性を特に考慮したものである.海洋という環境は歴史的にも現在も気候変動と密接に結びついて変動しており,海洋生物の生活はその影響を強く受けている.結果として人類もまたその影響を受けているため,海洋における生物と環境変動の関係を理解することは非常に重要である.この科目では,海洋生物が環境変動の影響をどのように受けるのか,特に気候変動がもたらす餌資源の変動と捕食者の応答の関係を学び,環境変動が海洋生物の生態学的特性に与える影響を理解することを目標にする.
先修条件または
他の授業科目との関連
先修条件はないが,「基礎生態学」で生態学一般が扱う事柄と考え方について,「海洋学」で海洋の一般知識を予め学習しておくことが望ましい.さらに深い理解のためには,「海洋動物の行動生態」,「大型海洋動物」,「海棲哺乳類学」等を履修するとよい.
履修のポイント
留意事項
現代の生態学には海洋をフィールドとして得られている知見が少なくないが,陸上から得られている知見も多い.本科目では特に海洋をフィールドにした生態学の成果を学んでいくが,そもそも「陸上生態学」,「海洋生態学」といった区分は便宜的なものであり,生態学の学問体系を反映しているものではない.履修の際に「海洋生態学」だけの理解を志せば,自ずと狭くて浅い理解しか得られないだろう.学生諸君は幅広い興味を持つことが大事である.
学部・学科必修/選択の別
海洋学部 海洋生物学科 選択

2019/04/01 20:37:36 作成