授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 コミュニティースポーツ論
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
私たちがもつ現代スポーツとの関わりは、一般的に「する」「支える」「観る」の3つと言われている。「する」「支える」は、スポーツへの愛着、愛好、支持(=スポーツ好きであること)がその基盤となり成立するものであり、まさしく個人単位の「分立関心」を根拠とする「アソシエーション」としてのスポーツの特徴そのものを体現している。ところが「観る」という要素は、どのような感心をもつ人々(=スポーツ嫌い、無関心をも含む)でも無条件にスポーツとの関わりを生み出してしまう。例えば、Jリーグ・プロ野球は何万人も収容可能な巨大なスタジアムやドームを必要としファンに現場での観戦を可能とするが、そのスタジアムはいずれかの地域に建設されなければならない。人が住んでいない場所に建設することも可能だが、交通の利便性、集客の有利性を考慮し人々が住んでいる地域にできるのが一般的である。すると、地域で暮らす住民は全て、好嫌いに関係なくこのスポーツの動向に巻き込まれることになる。いうなれば、現代スポーツが「観られる」ことを必須とするがゆえに「コミュニティ」との接点を否応無しにもってしまうのである。

本講義は、現代スポーツのもつ個人的欲求に突き動かされる「プレイ」の側面のみならず、スポーツが社会を巻き込んでしか成立しえないその構造のあり方、またそれが惹起する様々な問題や課題について社会学的に学ぶことを目的とする。
先修条件または
他の授業科目との関連
先修条件は特にないが、「社会学」や「経済学」「政治学」といった人文社会科学の基礎的知識、考え方を学ぶことができる講義を先に履修していることが望ましい。
履修のポイント
留意事項
【準備学習に必要な時間】
毎回30分程度。参考文献等を使って、各回のキーワード(例えば進化論、機能主義、構造主義、解釈主義、文化批判)について、その内容を予習して授業に臨むことが内容理解をよりよくする上で望ましい。

【授業前、授業後に必要な学習内容等】
 授業前には、前回の講義内容を配布資料やノートを見返すなどして振り返っておくこと。また、授業後にもその日の講義内容を振り返り内容を整理すること。

学部・学科必修/選択の別
国際文化学部 地域創造学科 選択

2019/04/01 20:37:36 作成